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調剤支援システムを実験 辻堂の薬局で全国初

経済

掲載号:2017年11月24日号

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視覚と聴覚からの情報を基に作業を行う
視覚と聴覚からの情報を基に作業を行う

 あけぼの薬局辻堂駅前店で11月20日、薬剤師の業務支援新システムの実証実験が全国で初めて行われた。薬剤師の投薬ミスや在庫確認、調剤時間の短縮などの業務負担軽減を目的に2018年4月からの実用化を目指す。

 この「Mixed Reality調剤薬局支援システム」は(株)シャンティ(東京都目黒区)が開発したもの。マイクロソフト社製の「HoloLens」と指先に非接触センサーをつけ、処方箋に記されたQRコードや文字情報を基に光と音で装着者へ薬の場所を伝える。この取り組みは神奈川県が進めている「さがみロボット産業特区」の2017年度の取り組みで採択された、生活支援ロボット実証実験全11件の一つでもある。シャンティによると、「HoloLens」を使った業務支援は、薬局では全国初。

 医師から渡される処方箋の書き方は正式な決まりがなく、薬の商品名や成分名など、医師によって異なる。そのため薬剤師が調剤を行う際に種類や量を間違って投薬してしまうケースも皆無ではないという。また、大手の薬局では人員配置上の都合から薬剤師が他店を手伝い、異動することもあり、数百種類以上もある薬の配置を瞬時に把握できず、投薬に時間がかかってしまうこともある。新システムにはこうしたリスクや薬剤師の負担軽減が期待されている。

 同薬局に隣接する「あいあい耳鼻咽喉科」では16年11月にロボット連携問診システムを導入し、人工知能ロボット「pepper」の実証実験にも協力するなど、シャンティと関係があった。そうした背景の中、今回の実験先として「あけぼの薬局」を紹介されて実施に至ったという。

 新システムを体験した曽我寿仁店長は「まだ慣れるまでには時間がかかるが、調剤に集中し、他店に異動した際には特に効果を期待できそう」と話した。

 今後は県外の薬局でも実証実験が行われ、現場での運用がより実用的になるよう記録動画を基に解析し、来年4月の販売を目指していく予定という。

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