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”終活よろず相談所”として地域と共生
日本全国に広がる少子高齢化や核家族化。子息や配偶者、血縁者も近くにいない、独り身の高齢者は藤沢でも年々増え続けている。
こうした社会に危機感を抱き、将来に不安を抱える人へ手を差し伸べようと、約2年前に立ち上がったボランティア団体が「エンディングサポート明光」だ。
創設者で理事長を務める長福寺住職・谷崎無奏氏によると、相談に訪れる人は80代が中心。当事者のみならず、離れて住む兄弟、親族はいるが面倒をかけたくない人など様々。生前の生活支援から看取り、遺体の引き取り、納骨、住まいの片づけまでを一貫してサポートし、必要であれば行政書士やケアマネジャーの紹介も行う。行政だけでは行き届かないところまでフォローする、こうした「地域の受け皿」としての先進的な取り組みは全国的にも話題となり、学識者からの問い合わせもあったそうだ。
「地域と共生していくことがこれからの寺に求められること。憶測から手探りで始めた2年の活動を通して予想を超える手ごたえを感じている。『困っている人を救う』というお寺の役割を大切にして、時代の変化に合わせ、結果として最期を任せられる存在に成れたら共に幸せになれる」。
悲しい時代を憂うだけでなく、知恵を絞って未来へ歩み出す谷崎住職の表情はとても温かかった。
(一社)エンディングサポート明光
神奈川県藤沢市村岡東3-358(長福寺内)
TEL:0466-28-6915
FAX:0466-28-8067
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