藤沢若鳶連合会が昨年12月22日、1月7日(日)の消防出初式で安全祈願のために行うはしご乗りに使う階子(はしご)を製作した。
日本で初めてはしご乗りを行ったのは江戸時代の加賀藩に仕えた加賀鳶といわれ、持参した階子を火の見やぐらの代わりにしたのが始まりという。
当日は午後7時半ごろに仕事を終えた15人の鳶職が集合。藤沢北部鳶職組合の諏訪間昇一会長の指導で作業を開始した。階子は約6・3mの真竹2本に甲(こま)と呼ばれる横棒を約36cm間隔で15段接続。安定させるために一番上、中間、一番下には甲が2本使われているという。階子は約2時間半かけて完成。市消防防災訓練センターでの本番に備えることになった。
諏訪間会長は「伝統を受け継ぎ後世に伝えたい。藤沢市民にとって新年が火事や事故のない安寧な年となるようしっかり演技させたい」と話した。
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