神奈川県内の犯罪防止に向けた取り組みを表彰する「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり功労者」等の表彰式が2月5日、横浜市内で行われた。市内からは湘南大庭地区防犯協会(柳澤知子会長)が初受賞を果たした。
この表彰は、県民や民間の団体が行う犯罪防止の活動や犯罪抑止のための生活環境の整備などの取り組みに対して贈られるもの。今年度は功労者部門に4団体と1個人、奨励賞に3団体と2個人が表彰を受けた。
功労者表彰を受けた同協会は、湘南大庭市民センターを拠点に、週2回、警察と連携した青パト車のパトロールや地域安全マップ作り研修会などの防犯活動を行っている。協会の最大の特徴は、電柱やガードレールの落書き消しをはじめ、地域を明るくするため、同センターのイルミネーションの飾りつけだという。これらの地域に密着した活動が高く評価された。
同協会は1985年、センター開所と共に犯罪・非行の発生防止を目的に、20人ほどのボランティアで設立された。現在は、60代から80代の仕事をリタイアした人や主婦など13人の役員を中心に活動。今後の課題は地域の人への防犯に対する周知と役員メンバーを増やしていくことだという。
柳澤会長は「やってきたことが評価されて嬉しい。自分でできる防犯のことを知ってもらい、活動を通じて人とのつながりを持ってほしい」と話した。
藤沢版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|