手作り雑貨などを販売する藤沢本町駅近くの「レンタルBOXおはこ」は、継続的に東北復興を支援しようと福島県や宮城県の物産品販売を続けている。震災7年目となる3月11日に合わせて販売ブースを拡大している。
出品者にスペースを貸し、主に手作りの雑貨やアクセサリーを販売している同店。3年前のオープン以来、その一角には、市内のNPOが仕入れた東北の物産品が並べられている。
店長の木村海月さんによると、震災以降に福島から藤沢に移り住んでいる人が「懐かしい」と購入していくことが多く、地元住民にも人気で、売上も他の商品と比べ高いという。おすすめの商品は、南三陸町のとろろ昆布、のりなどの乾物、仮設住宅の住民が手編みしているアクリル毛糸のタワシなど。
現在は、店内になる販売ブースを、入口横の店頭に移し、商品を目立たせ、道行く人々に東北復興支援を呼びかけている。
木村さんは「少しでも力になりたい。7年の月日が経つが、まだまだ復興は道半ば。これからも、細々とだが物産品を販売するという形で支援を継続していきたい」と話した。
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