商店街の活性化に役立ててもらおうと藤沢総合高校美術部が先月、長後商店街会館のシャッターに猫の絵を描いた。
長後商店街の山村忠夫理事長と同部顧問の宮原久美子教諭が話し合い、会館のシャッターアート企画が始動。今年1月から企画会議が行われ、「誰もが親しみやすいように」と猫の絵を描くことが決まった。
同部の4人が中心となり、「猫の骨格はどうなってるのか」「バランスが変になっていないか」など試行錯誤。普段とは勝手の違う縦2m×横4mの巨大”キャンバス”や慣れないペンキに四苦八苦しながら、描き進めた。通行人から「大きくて描くのが難しそう」「通るたび、絵が進んでいくのを見るのがとても楽しみ」と応援の声をたくさんもらったという。
牧野水春さん(2年)は「猫の毛並と立体感、動きを出すのが大変だった。目のうるうるした感じと肉球はこだわった」と振り返る。部長の伊藤澄香さん(3年)は「猫を知って、商店街に来るきっかけになってほしい。地域に貢献できたらうれしい」、山村理事長は「今後もシャッターアートを続けたい。足を運ぶ人が増えて商店街が少しでも賑わえば」と話した。
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