NPO法人「里地里山景観と農業の再生プロジェクト」が運営する遠藤の「藤沢えびね・やまゆり園」でエビネの花が見頃を迎えた。黄や白、えんじなど色とりどりの可憐な花が、来園者らの目を楽しませている。
「あら、きれい」。訪れていた一行が声を弾ませる。園内には約2千株のエビネのほか、シャガやキンラン、ニリンソウなども見頃。散策路のいたるところに山野草の花々が咲き誇っており、湘南台在住の80代女性は「見たことのないお花がたくさん。見事ですね」と笑みを浮かべた。
エビネはラン科の多年草。4〜5月に10数個の小さな花をつける。同法人によると同園では例年より10日ほど開花が早く、5月中旬まで楽しむことができる。自然の里山に近い環境で育成しているのが特徴で、そのほか約130種類の山野草も鑑賞できる。
「エビネだけでも色々な種類があるので、自然の中で鑑賞を楽しんでもらえたら」とメンバーの河村卓郎さん。
開園は午前9時から午後4時。大人300円、小中高生200円。慶応大学バス停徒歩8分。問い合わせは同法人【電話】0466・48・8711へ。
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