藤沢版 掲載号:2018年5月18日号
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藤沢市アートスペース 表情豊か猫作品ずらり

文化

(写真上から時計回りに)「テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《猫の少女》1898年」「高橋弘明《ジャパニーズ・ボブテイル》1924年」「歌川国芳(伝)《猫の百面相》制作年不詳」「木下晋《甘え》2007年」
(写真上から時計回りに)「テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《猫の少女》1898年」「高橋弘明《ジャパニーズ・ボブテイル》1924年」「歌川国芳(伝)《猫の百面相》制作年不詳」「木下晋《甘え》2007年」
計135点 フジタや劉生も

 美術愛好家や愛猫家垂涎の作品がずらり一堂に――。

 古今東西の画家が描いた”アートな猫”を集めた作品展が、あす5月19日(土)から辻堂神台の藤沢市アートスペースで始まる。新収蔵作品展シリーズ企画の第1弾。「招き猫亭コレクション猫まみれ」と題し、計135点を展示する。

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 赤い布をつけてこちらをじっと見つめる白猫や飼い主に甘えるモノクロの猫、「猫の百面相」。作品は水彩画や浮世絵、彫刻など様々で、写実的なものからコミカルなものまで幅広い。モチーフは共通するものの、その表情は多彩で思わず見入ってしまうものばかりだ。

匿名で450点寄贈

 コレクションは元々、収集家の招き猫亭小銀(まねきねこていこぎん)氏の所蔵品。関係者によると、同氏は猫にまつわる作品を時代や作家を問わず、「夫婦が気に入ったもの」に絞って集めてきた。40年ほど収集を続けた後、「より多くの人たちに作品を鑑賞して楽しんでもらいたい」と今年2月、縁があった藤沢市に寄贈したという。

 その点数、実に約450点。中にはレオナール・フジタ(藤田嗣治)や岸田劉生など、国内外で著名な作家の作品も数々ある。学芸員の竹上早奈恵さんは「時代を問わず、猫というモチーフに絞ってこれだけ集めてこられた。文化的価値の面でも大変貴重」と評する。

 同展では、同氏が初めて購入したスタンラン=写真=や収集に火がつくきっかけになったフジタの作品など、コレクションの中核を成す計135点を展示。同スペースでは「猫好きの方はもちろん、老若男女に楽しんでいただける内容。お気に入りの猫を見つけてもらえたら」と来場を呼びかけている。

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 6月17日(日)まで。開館は午前10時から午後7時。月曜休館。観覧料は一般200円、高校・大学生100円。アクセスは辻堂駅北口から徒歩5分の「ココテラス湘南」6階。

 会期中は招き猫亭コレクションに関する講演会(5月19日/午後2時〜)や担当学芸員の展示解説(6月2・10日/各日2時〜)もある。

 問い合わせは同スペース【電話】0466・30・1816へ。

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