藤沢清流高校の美術部が「日学・黒板アート甲子園」で日学特別賞を獲得した。総応募作品数は143点、77校がエントリーした。
作品名は「美術室の住人たち」。前任の顧問が残した「芸術は人生を豊かにする」という言葉を発端に、同校美術室にいる部員の姿を描き、縦約1m、横約4mの黒板に4人それぞれが自分らしさをチョークで表現。メッセージを境に、現実と空想の世界を描いた。「カオス(混沌とした)な作品だが、美術への情熱を感じる」と評価を受けた。
生徒たちは、日焼けした黒板にうまく色が乗らず、四苦八苦したという。加えて、初めての共同制作で描き方がそれぞれ違うため、一体感を出すのに腐心した。黒板アート初挑戦で苦労しながらも、堂々とした作品を10日間で作り上げた。
部長の小平百華さん(3年)は「黒板アートには初めて挑戦したので、賞が獲れるとは思わなかった。普段やっている油彩や水彩とは全然違って、チョークの限られた色で表現するのは難しかった」と話した。
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