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「お盆」の本当の意味 現代版?
記者―夏が近づくと、もうすぐお盆を営む。今日はお盆の意味をメモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみた。
代表―先祖があの世で苦しまず成仏してくれるように子孫が供養をする期間が「お盆」です。お盆は「六親眷属、七世の父母、有縁無縁三界の万霊、法界の含識に回向す」と言って、父や母、兄弟、祖父母など七世代遡って直系の先祖とすべての世界の魂に功徳を送る。という意味だそうです。
昔は祖父母がいるのは当たり前でしたし、曽祖父母も同居で四世代が一つ屋根の下で暮らしている場合もありました。その為、曽祖父母や祖父母、両親を見て、曽祖父母がいるから祖父母がいる。そして祖父母がいるから両親がいて両親がいるから私たちがいるという事とその上下関係や力関係がきちんとしていたのかもしれません。しかし、現在では核家族化も進み、同居しても二世帯住宅などで一線が引かれている場合が多くなりました。その為、ご先祖と言う感覚が自然と学び取れなくなってしまったのでしょうか、昨今のニュースでは親が子を子が親を傷つけ、夫婦の間でも傷つけあうDVなどと言う言葉を聞くようになりました。もしかしたら核家族が当たり前になってしまった事が原因かもしれません。若い夫婦と子どもだけの空間になってしまい、隔離された空間で注意してくれる人がいない中、力のある者が弱い者を虐待する。当然の摂理のような気もします。
せめて、年に一回のお盆位は皆で集まり、ご先祖を供養して自分には両親がいてその両親にも両親がいる事。自分のパートナーにも両親がいてその両親の娘であり息子なのだという事を認識するのもいい事かもしれません。「子供は親の所有物」ではなく「尊い一人の人間」です。ちょっと面倒くさい言い回しになったのは今年、私が祖父になったからかもしれません。
記者―忘れていた何かを思い出したような気がします。さて、メモリアルホール「美空」では葬儀事前相談を随時受け付けている。施行の丁寧さが人気の平和堂だが、仏事に精通しているため葬儀後のアフターフォローが非常に安心なのが人気の理由でもある。心配のある方は相談してみるといいだろう。女性相談員なのでとても話しやすい。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
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