経済産業大臣杯「第44回全日本実業団産業別ボウリング選手権大会」が6月8日から10日にかけて、富山県の富山地鉄ゴールデンボウルで開かれ、鵠沼神明の日本精工藤沢ボウリング部が優勝を果たし、2年連続2度目の大臣杯を獲得した。
この大会は、全国の実業団チームが4つの業種に分かれ同業種ナンバーワンを決め、さらに各部門の上位チームによる決勝大会で王者を決める。3人のチーム戦で、今年は111チーム360人が参加した。
日本精工藤沢は、43チームが出場した鉄鋼・機械・金属など工業系の部門に出場。12ゲーム(チーム合計36ゲーム)を投げ、平均214点と安定した実力を発揮したが、部門では3位に終わった。
各部門の上位チームで争われた決勝大会では、「レーンの状況をしっかりつかめた」と、6ゲーム(チーム合計18ゲーム)を平均224点の高得点をマーク。部門で敗れたトヨタ自動車に競り勝ち、2連覇を達成した。
チーム力でつかんだ勝利
日本精工藤沢は、国内のアマチュアボーラーの最高峰の個人戦であるNHK杯全日本選抜選手権大会チャンピオンの斎藤祐太さん(22)、ボウリング歴42年のベテラン村上悦男さん(62)、入社2年目で若手の小西菖平さん(19)がチームを組み出場した。
最年長の村上さんは、昨年から加入した小西さんがムードメーカーとして勝利に貢献しているという。「チームの雰囲気が失敗しても引きずらず切り替えられるように」。逆に若手の失敗をベテランがカバーすることも。
エースの斎藤さんを中心にベテランと若手が力を発揮した高いチーム力で勝利をつかみ取った。
目標は、11月の全日本選手権、来年2月の都市対抗の実業団3大大会をすべて制すること。
斎藤さんは「個人個人の能力を伸ばし、部の力を付けて選手層を上げていきたい」と話した。
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