片瀬カトリック教会を拠点とする女声合唱団「きらきら湘南」が7月22日(日)、藤沢市民会館で行われる「第36回ふじさわ合唱祭」に出演する。
同団は2015年、小児がんなど難病を抱える家族を音楽で支援しようと発足。20人ほどから始まり、団の思いに賛同した人が入団し、現在約50人が在籍している。指導者の細木佳子さん=人物風土記で紹介=の友人の子どもが小児がんを患い、その家族を支援しようと設立を決意。言葉ではなく、音楽に乗せて多くの人に当事者や家族の思いを届けようと代表の西田ひとみさんと共に立ち上げた。
今年、細木さんは江ノ電の運転士になることを夢見て、16歳でこの世を去った新田朋宏くんの思いを歌にした。『僕と江ノ電』は新田くんが江ノ電極楽寺駅そばで運転を体験。制服に身を包み、運転席から藤沢鎌倉間の景色を眺めた様子を描いた。
西田さんは「当日、新田くんの父親がくるので、心を込めて言葉を伝えたい。思いが届くよう、最高のパフォーマンスをしたい」と話した。
合唱祭は午前10時開場(10時30分開演)。同部は午後3時20分頃登場予定。問い合わせは、細木さん【携帯電話】090・3575・7477へ。
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