統計開始以来、初の6月中の梅雨明けとなった今年、藤沢を代表する果実、ナシやブドウの収穫も例年よりも早くなりそうだ。
果樹の品質や畑の管理状況などを審査する立毛共進会の予備審査が、7月17日に六会や辻堂地区などで開かれ、さがみ農協職員と生産者で構成される果樹部会の役員ら5人が、農家を審査して回った。
農協によると、今年は気温の低い梅雨の期間が短かったことや、猛暑が続いていることから、「昨年より10日ほど早い出荷になりそう」と予測している。多くの農家で栽培されているナシの「幸水」は、例年8月の10日前後が収穫時期に当たるが、「今年は早い農家では7月末から収穫が始まるのでは」。
ブドウも実の色づきが早く、品種によっては8月頭から収穫が始まると予想している。
農協は「早い収穫になるが、出来は例年通り良く、ナシもブドウも大きく甘い」と話した。
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