2年後に迫った東京五輪に向け、市民から街を盛り上げていこうと、ボランティアについて考えるフォーラムが9月2日、藤沢市民会館で開催された。400人以上が集まる盛況ぶりで、市民の関心の高さがうかがえた。
基調講演は、ロンドン五輪でサッカー会場となったコベントリー市で都市ボランティアの統括をしたデービッド・バウイさんが登壇した。
デービッドさんは、その活動の成果を継承するため団体を立ち上げ活動中。都市ボランティアの魅力について説明した。大会後にアンケートをした結果を紹介し、「大多数が『やってよかった』『成長した』などの肯定的な意見だった。ぜひみなさんにも参加してほしい」と呼びかけた。
またパネルディスカッションでは、リオパラリンピック車いすテニスに出場した二條実穂さん、同大会でボランティアを経験した若狭彩花さんが参加した。二條さんは、五輪期間中の生活を振り返りながら、「さまざまな人のおかげで、リオでは楽しく過ごすことができた」と話し、若狭さんも「貴重な経験になった」と語った。日本電気(株)の青木一史さんは、企業でボランティアを推進する意義について説明した。
3人は「自分の街の五輪に参加するのは楽しい。それを契機に、街が盛り上がっていけば」と、東京五輪に期待した。
スポーツボランティアを楽しみ方
村岡公民館は9月8日(土)、スポーツボランティアコーディネーターの竹澤正剛さんを招いた講演会を開催する。時間は午前10時から正午、定員100人で参加無料。リオ五輪での経験談を紹介する。申し込みは、同館【電話】0466・23・0634へ。
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