江の島と鵠沼の今と昔を知って――。
旧東海道藤沢宿まちそだて隊(武相宿場連携まつり実行委員会)が明治15年の地図を参考に江の島と鵠沼地区のジオラマを先月、完成させた。同団体は藤沢宿・神奈川宿・保土ヶ谷宿・戸塚宿の4つで構成され、これまでも宿ごとにジオラマを作成。120cm×80cmの土台に発砲スチロールで高低差を持たせ、波打ち際の白波やコルクで海岸の岩を表現している。
制作者の一人、西貝成一さんによると、今回は江の島と鵠沼の地形の変遷を伝えることに加え、防災時の行動ついて考えることが目的。「住んでいるところがどんな地形で、津波がきた時どうすべきか見直してもらうきっかけにしてもらいたい」と制作に取り組んだ。
10日には鈴木恒夫市長を訪問し、ジオラマを披露。展示するかどうかは今後検討していくという。
西貝さんは「子どもたちに見てもらい、今との違いを知ってほしい。災害時の手助けになれば」と話した。
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