自転車競技「BMX」で、湘洋中1年の溝垣丈司くん(12)が今月16日に岡山県で行われる「第2回全日本BMXフリースタイルパーク選手権大会 (10歳から12歳の部)」に出場する。昨年の第1回大会では優勝。今大会では2連覇を狙う。
BMXフリースタイルパークは、ジャンプ台を使って跳んだり、ハンドルを回転させるなど、様々な自転車テクニックを連続で披露する競技。スピードと高さ、技の難易度、独創性から総合評価された得点で競い合う。2020年東京五輪からは正式種目に選ばれた。
溝垣くんは全日本選手権やジャパンカップなど数々の大会で優勝を勝ち取っている。得意な技は空中でハンドルを回す「バースピン」。スピードが速く安定して技を決められるのが持ち味だ。6歳の頃、知人にお下がりのBMXをもらったのをきっかけに、「自分もできるようになりたい」と憧れ、毎日スケートパークに通いつめ、のめり込んでいったという。現在の目標は世界大会で優勝すること。夏休み中にはアメリカのカリフォルニアでプロ選手と一緒に練習するなど、日々練習を重ねている。
大会へ向けて溝垣くんは「他の選手と大きく差をつけて、ぶっちぎりで優勝する」と意気込んだ。
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