藤沢市立浜見保育園で過去にアスベストが飛散したとされる問題を巡り、市は22日、元園児と保護者を対象にした説明会を市役所で開いた=写真。約90人が今後の方針について説明を受けた一方、参加者からは市への不信感や要望の声が相次いだ。
市は第三者委員会の最終報告に基づき、来年年明けにもリスク対象の元園児らに検診の費用や見舞金を支給する方針。
この日は市担当者が問題の経緯を踏まえた上で陳謝。対応として元園児約750人に見舞金1万円を支給することや、市の実施する検診を受けた人に4千円を支給することなどを説明した。
ただ、質疑応答では「関係者が問い合わせても取り合ってもらえなかったケースがある」「要望していた文書の永年管理すらされていない」など市の対応を疑問視する声が噴出。「検診を早く実施してほしい」「市外に住む人への情報発信が不十分。ホームページなどで周知を徹底してほしい」などの要望も寄せられた。
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