藤沢市は21日、今夏の市内3海水浴場の来客数が前年比2・1%増の157万1454人だったと発表した。現在の統計で最も少なかった昨年よりもやや復調したが、2年連続で200万人を下回った。
市観光シティプロモーション課によると、7月は1997年以来最少の52万3154人。下旬に台風12号が重なったことや、連日の猛暑で客足が鈍った。
一方、8月は前年比10万2720人増の104万8300人。連休期間を中心に天候に恵まれたが、遊泳注意が延べ46日、禁止が延べ11日間だったことなどが影響し、伸びを欠いた。
ピーク時の総来客数は400万人を超えたが、近年は若者の「海離れ」なども響き、伸び悩みが続く。昨シーズンには16年ぶりに200万人を割り込んだこともあり、海水浴場関係者から復調への期待感が大きかった。同課では「残念な結果だが、2年後には東京五輪も控える。観光協会や組合など関係団体と連携し、海の賑わいづくりに取り組んでいきたい」と話した。
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