国選択・群馬県指定重要無形民俗文化財に指定されている人形浄瑠璃「尻高(しったか)人形」の藤沢公演が10月14日(日)、鵠沼市民センターで催される。午後0時30分開場、1時開演。
尻高人形は、群馬県吾妻郡高山村に伝わる郷土芸能。明治初期から130年以上伝承されていて、義太夫節に合わせ、小さな人形を巧みな動きで演じる。
公演は同村と藤沢市との交流事業の一環。現在鵠沼橘市民の家として利用されている旧後藤医院鵠沼分院は、同村出身の医師、後藤瞭平氏が1933年に開院したもの。戦後担い手の高齢化で閉院したが、2010年には建物が国登録有形文化財に登録。3年後に当時の所有者が土地と建物を市に寄付したことが交流のきっかけになった。
当日は同村の錦松会が「祝いの舞・三番叟(さんばそう)」などを上演。上演前には同村の手打ちそばが振る舞われる。
定員150人、入場無料。問い合わせは同センター【電話】︎0466・33・2001へ。
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