円行の多摩大学グローバルスタディーズ学部が主催するシンポジウム「グローバル化する観光産業の人材育成と活用Ⅶ」が1日、藤沢商工会館ミナパークで開かれた。7回目となる今回は観光と人材をテーマに開催。寺島実郎学長の基調講演も行われた。
同学部は、藤沢市と中国雲南省の昆明市で1981年に結ばれた「友好都市提携」に基づいて学生の相互交流を進めている。昆明市では、現地の学生と食事や観光、スピーチコンテストなどを通じて学生たちが交流し双方の理解を深めることで、両市の観光交流の促進を図っているという。
寺島学長の講演「2020年への湘南の構造変化 ジェロントロジー(老年学)の視界から」では、高齢化など現代社会の課題を今後の発展へどうつなげるか説明。2020年東京五輪を見据え、「これから外国人観光客の案内などは、仕事で様々な技術を培ってきた団塊世代の力が生かされるのではないか」と提言した。
参加した釜本俊男さん(70)は「私たち団塊世代の人材の話なので興味深い。勉強できるいい機会だった」と話した。
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