藤沢版 掲載号:2018年10月12日号
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藤沢市に拠点を置く神奈川県聴覚障害者連盟の理事長を務める 河原 雅浩さん 藤沢在勤 57歳

幸せを感じられる社会へ

 ○…県内の聴覚障害者のため、手話の普及や手話通訳者の育成支援、最近では拠点のある市内の商店会の協力を得て筆談用具の導入に貢献した。社会生活の中で「聞こえない」ことは当事者にとって、大きな負担。店での食事、買い物の不便はもちろん、親子の会話すら失われることもある。そんな通じない苦しみの解消を目指す。「皆が幸せを感じられる社会を作ることが大きな務め」と表情を引き締める。

 ○…自身も聴覚障害があり、取材も通訳者を通して。聴力を失ったのは生後6カ月の頃、肺炎の薬の副作用だった。時代的に手話の存在は薄く、健常者と同じように話すよう求められ、苦しんだことも少なくない。そんな中、本格的な手話に出合ったのは就職後。23歳になってから、偶然会ったろう者の誘いで連盟を訪れた時だった。手話を使い、いきいきと会話をする人たちに感動。活動に共鳴し参加した。それから30年あまり。「飽きっぽい性格」と自己分析する中、このキャリアは「天職」の証だろう。

 ○…家族は夫人と娘3人。すでに2人は巣立ち子育てもひと段落。ただし「妻に任せきりだったので反省」と苦笑い。そんな娘がこの頃、手話を始めた。「うれしいですよね」と父として喜びをかみしめる。リフレッシュは「仲間たちとの一杯」と相好を崩した。

 ○…2014年、手話を言語として普及させる県手話言語条例成立に向けて5万人の署名を集め、県議会、満場一致の可決に導いた。だが、まだ道半ば。少子高齢化を背景に聴覚障害者も世代ごとの課題が顕在化しているからだ。「高齢者の介護の場面、子どもの学びなど手話が必要な場面はたくさんある。これからも県や市に訴えを続け、手の届かない部分は自分たちでカバーしていく」

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