薬と健康の週間（10月17〜23日）に合わせ、藤沢市薬剤師会（齊藤祐一会長）が主催した講演会が先月21日、藤沢商工会館ミナパークで開かれた。
講演会は医薬品の正しい使い方や薬剤師の役割を知ってもらおうと毎年開かれている。今年は、東京五輪に向け、スポーツへの関心が高まっていることから、スポーツと薬の関係に詳しい薬剤師の小室治孝さん＝写真＝と自転車競技で北京パラリンピック金メダリストの石井雅史さんが登壇した。
小室さんはドーピングが意外にも身近な問題で、「市販の薬やサプリメントなどにも注意が必要」と話し、参加者の関心を集めていた。
また、石井さんはトップアスリートとして、ドーピング検査の体験談や、障害を懸命なリハビリで乗り越えた自身の体験を語った。
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