神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2018年11月30日 エリアトップへ

辻堂 「ロボットの街」PR 市民ら最先端の技術体験

社会

公開:2018年11月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
式典で披露された外骨格ロボット「スケルトニクス」(=23日、テラスモール湘南)
式典で披露された外骨格ロボット「スケルトニクス」(=23日、テラスモール湘南)

 最先端のロボットが一堂に会し、その技術を体験できるイベントが23日から3日間、辻堂駅北口周辺で催された。県が推進する「ロボットと共生する社会」をテーマに災害救助や生活支援が可能な約30種類を展示。訪れた親子連れらが実際に触れるなどして近未来の世界を体験した。

 23日の式典で黒岩祐治県知事は「ロボットと共生する社会を多くの人に実感してもらい、新しい時代を作っていければ」とあいさつ。鈴木恒夫市長も「モデル地区として藤沢も注目されており、今日は新たなスタートを切る日」と歓迎した。

 県は全国に先駆けてロボットの実用化や普及を進めようと、2013年から藤沢市や相模原市など10市2町を「さがみロボット産業特区」に指定。これまで規制緩和など企業の開発を後押しすることで、20近いロボットが商品化している。

 現在は特区計画の2期目にあたり、イベントは最先端の技術を身近に感じることができるモデル空間を作ろうと初企画。辻堂駅北口周辺を「かながわロボタウン」と銘打ち、公募で自動運転バスや災害救助用ドローン、介護ロボットなど約30種類が一堂に会した。

 人の動きに合わせて手足を動かせる外骨格ロボットを体験した7歳の男の子=多摩市=は「テレビに出てくるロボットみたいでかっこよかった。また乗ってみたい」と満足気だった。

 今後もロボタウンでは実用化に向けた取り組みを展開する予定。テラスモール湘南では、施設内を自律走行し、不審物がないかなどを調べる巡回監視ロボットや携帯端末で施設内の目的地までのルートを案内するアプリの実証実験が行われる。

 この日、同施設内を視察した黒岩知事は「いい形でキックオフできた。ロボットとの共生を世界に発信できるよう、今後さらに盛り上げていきたい」と総括した。

藤沢版のトップニュース最新6

「魔の7歳」どう防ぐ

小学生の交通事故

「魔の7歳」どう防ぐ

警察署「危険箇所共有を」

4月19日

湘南を遊び尽くせ

Locomo代表、栗原さん開発

湘南を遊び尽くせ

アプリで地域情報発信

4月19日

各市街地で軒並み上昇

市内公示地価

各市街地で軒並み上昇

住みやすさとブランド影響

4月12日

湘南がプレーオフ進出

プロバスケB3リーグ

湘南がプレーオフ進出

決め手は得失点差「1」

4月12日

笑顔の繰り手 活動に幕

笑顔の繰り手 活動に幕

人形劇サークル「あひるの子」

4月5日

タッチで移動円滑に

江の島エスカー

タッチで移動円滑に

混雑解消へキャッシュレス化

4月5日

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook