15歳以下のセーラーが小型ヨットで操船技術を競う「第50回全日本オプティミスト(OP)級セーリング選手権大会」(11月22〜25日)で江の島ヨットクラブジュニア所属の鷲尾青(あお)さん(14)が初優勝した。女子の総合優勝は史上7人目という。
大会は日本オプティミストディンギー協会が主催。全国から143人がエントリーし、江の島沖で風向きに合わせて帆を操るなど、持前の技術を競い合った。
第6レースを終えて3位だった鷲尾さんは最終日、トップに躍り出て逆転優勝。大会を振り返って「今年がOP級に出られる最後の年だったので、優勝できてうれしい」と喜びをかみ締めた。
小学5年生で同クラブに入会し、週2日、拠点の江の島を中心に練習を重ねている。昨年は初めて日本代表に選出。香港・アジア選手権では130人中43位、今年6月のオランダ・欧州選手権では130人中6位につけるなど、着実に実力を伸ばしている。
今後は2人乗りの420級に転向する予定で、「来年5月に開催されるジュニア五輪で上位入賞を目指したい」と抱負を語った。
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