多くの人に地場産業を知ってもらおうと8日、片瀬漁港で昆布の種付け体験が行われた。江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクトが主催の「海藻シンポジウム」の一環で、約170人が参加。寒い中、固いロープに苦戦しながらも、500個近い種を付けた。
当日は種付け以外にも、漁師やダイバーの講義、新江ノ島水族館が協力した生き物タッチプール、クルージングなども開催。川崎市から参加した親子は「ロープに種のついた糸を通すのが大変だった。でも、大きくなった昆布を収穫するのが楽しみ」と話した。
来年2月には刈取り体験の実施を予定している。
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