空手の日本一を決める「内閣総理大臣杯 第46回全日本空手道選手権大会」が先月8日、東京武道館で行われ、男子組手競技団体戦で神奈川県が初優勝を果たした。47都道府県から精鋭が集まり、日々鍛錬してきた成果を発揮。息が止まるほどの熱戦を繰り広げた。
神奈川県は大学生6人と高校生1人の7人のチーム。本町にある空手道場・拳勝館の木村研治さんが監督を務め、出場選手は一丸となって戦った。最大の強みは「仲の良さ」。選手同士はもちろん、監督やコーチ、スタッフが一つとなり、「チーム神奈川」を合言葉に優勝目指し、勝ち進んでいった。準決勝の熊本県との一戦では残り5秒で中段蹴りが決まり、逆転勝利。決勝の千葉県との試合ではミスなくストレートで勝ち、初優勝の栄冠をつかんだ。
木村監督は「誰を試合に出すか決めるのが難しかった。でも、チーム神奈川として、一つになり、ようやくつかんだ栄光」と話した。
雰囲気作りを大切に
木村さんは県の監督になり4年。チームの雰囲気作りを大切にしてきた。練習から試合当日まで「気を抜くな」と勝ちをどこまでも求めるように常に声をかけることを大切にしている。「練習する時は厳しく、遊ぶ時は全力で楽しむことで、チーム作りをする。連覇できるよう、これからも指導していきたい」
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