市内出身でラクロス日本代表やリオ五輪での女子体操選手など選手や指導者を幅広くサポートしているスポーツメンタルコーチの柘植陽一郎さん(50)が19日、湘南大庭市民センターで講演を行った。滝の沢中学校と藤沢西高校の陸上部員や地域の親子づれなど100人を超える参加者が集まった。
講演では、フィギアスケートの羽生結弦選手やサッカー日本代表の本田圭佑選手などを例に挙げ、意欲を高めて、本番に強くなる方法などを伝授。「メンタルとコミュニケーションの質を高めることにこそ伸びしろがある」と呼びかけた。
参加した同高2年の浅川萌和(もあい)さんは「3カ月後の大事な大会のために計画を立てて、今から練習に活かしていきたい」と意気込んだ。
これは学校と家庭、地域の三者連携事業で毎年実施している「湘南大庭地区子どもサポート会議」の一環。柘植さんが通った同高が縁で実現した。
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