外国人旅行者の増加が見込まれる1年後の東京五輪に向け、語学ボランティアなどに関心がある青少年らを後押しする無料の英会話セミナーが3日、善行駅前の学習塾で開かれた。今後2020年まで月2回定期開催していく予定で、主催する藤沢南ロータリークラブ(入澤淑江会長)が参加者を募っている。
セミナーは同クラブの「江の島五輪セーリング競技通訳ボランティア育成プロジェクト」の一環。実行委員長で江の島出身の湯浅博文さん(70)が「1年後には今より多くの外国人旅行者が訪れ、地域の子どもたちが接する機会も増える。その時のお手伝いができれば」と企画した。
「最寄りの駅はどこですか」「お勧めの和食レストランはありますか」。右を曲がって、この道をまっすぐ、貴方の正面に―。キックオフのこの日は中学生から高校生までの8人が参加。保護者やクラブ会員も加わり、身振り手振りを交えながら、覚えたてのフレーズで道案内を練習した。「文法よりもリズムやアクセントを大事に。たくさん話して、言葉に慣れましょう」と英会話講師の2人が指導にあたる。
以前外国人から目的地までの行き方を訪ねられた谷川翼さん(16)は「その時は恥ずかしかったけど、今度はもっとスムーズに案内ができたら」、五輪ボランティアに興味があって参加した青柳美希さん(同)は「実践的な英語を教えてもらえた。普段でも使えるかな」と話した。
参加者を募集
無料セミナーは月2回、日曜日に開催。午後2時から3時。中高生のほか、一般参加も可。定員20人。会場は「善行ゼミナール」ほか。問い合わせは同クラブ事務局【電話】0466・34・8949(月・水・金曜午前10時から午後3時)へ。
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