華々しい舞台がどうやってできているのかを子どもたちに伝える「舞台技術ワークショップ」が2日、湘南台文化センター市民シアターで開かれた。市内外問わず、中学生から大人まで約30人が参加。音響や照明器具、舞台美術のセッティングを行った。
当日は各装置の使い方や役割を学び、慣れない作業にとまどいながらも「つるすものは客席側から見て、弛んでいないかを確認すること」「スピーカーは地震などでも外れないような結び方を覚えること」などポイントの説明を受けながら設置。照明器具の取り付けでは重さに四苦八苦しながらも、準備を行った。
今回のイベントでは舞台を作るだけでなく、実際に朗読劇の発表会も実施。演者、照明、音響などの担当に分かれ、朗読劇『浦島太郎』を完成させた。
参加した曽我菜々美さん(15)は「演劇部では演者だけど、舞台技術がこれほど大変とは知らなかった。この経験を生かして、より良い演技をしたい」と話した。
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