市民らに地元の産業を知ってもらおうと16日、ワカメとコンブの刈り取り体験が片瀬漁港で行われた。主催したのは江ノ島・フィッシャーマンズ・プロジェクト。
当日は市内外から約200人が参加。6グループに分かれはさみを使って刈り取りを行い、子どもたちは「ヌルヌルしている」「家で食べるのが楽しみ」と声をあげながら、生のワカメに興奮した様子だった。今年はワカメだけでなく、コンブの刈り取りも開催。昨年12月に種をつけたものを収穫したほか、食べ方やワカメの塩を使った保存方法などのレクチャーも実施。メモを取ったり、質問をする参加者も多くいた。
刈り取り体験は「海藻シンポジウム」の一環。他にも「藻場」についてのミニ講義や猟師やダイバーのトークショー、ワカメ棚の周りを巡るミニクルージングなども行われた。新江ノ島水族館が協力の海の生き物タッチプールでは、子どもたちはサメやヒトデとの触れ合いを楽しんでいた。
去年に引き続き2回目の参加となった山田仁くん(4)は「ヌルヌルしていてつかみづらかった。でも、たくさん取れて楽しかった」と話していた。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
御所見でスマホ相談4月23日 |
|
|
|
|