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湘南台で企画展 「東北との絆 忘れない」 和布細工など500点展示

社会

掲載号:2019年3月22日号

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イベントをPRする湘南台地区社協の青木さん(左)と能村さん
イベントをPRする湘南台地区社協の青木さん(左)と能村さん

 東日本大震災の原発事故で避難した、福島県楢葉町の住民らがつるし雛など和布細工を展示する「ありがとう春ほのぼのin湘南台」があす3月23と24の両日、湘南台駅地下イベント広場で開かれる。同町の復興支援と交流を兼ねて続いてきた企画展も今回で3回目。一針一針、丹精込めて仕上げた作品の数々が一堂に並ぶ。

 出展するのは、同町で活動する和布細工工房「ほのぼの」のメンバーら。使う素材は湘南台の有志から寄贈された古い和服で、1年かけて作品を作りためてきた。

 きっかけは震災後、代表の高原カネ子さん(70)が湘南台の知人宅に避難して。湘南台地区社会福祉協議会のボランティアに携わった縁もあり、1年後いわき市に移ってからも交流が続いた。

 高原さんによると、避難生活を強いられていた住民のほとんどは農家。「仕事ができず、たくさんの人が生きがいを失っていた」と振り返る。そこで、ほどなくして工房を再開。仮設住宅に暮らすお年寄りに作り方を教えるようになった。

 こうした活動を聞きつけた同社協が定期的に使わなくなった着物や帯などを贈るようになり、2014年には湘南台で復興支援を兼ねた展示会を初開催。販売用に用意した約300点は完売する盛況ぶりだった。

 企画展は3回目を迎えるが、昨年、楢葉町の避難指示が解除されたため湘南台での開催は今回で一区切りをつける。今回は同工房に加え、湘南台や善行のサークルなど4団体も参加。色鮮やかなつるし雛や置物など約500点を展示する予定だ。

 今年は工房のメンバー20人が駆け付け、和布細工の講習も行う。同社協会長の青木征男さん(77)は「たくさんの人に足を運んでもらい、被災地との交流を深めてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 高原さんは「作品には作り手の心が表れる。私たちが今元気でいることや皆様への感謝を、作品を見て感じてもらえたらうれしい」と話した。

 午前10時から午後4時(24日は午後3時まで)。問い合わせは湘南台市民センター【電話】0466・45・1600へ。

無料葬儀式場

C-Xメモリアルホール美空

http://www.heiwadou.com

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