2020年東京五輪の追加競技となったスケートボードのパーク種目の日本一を決める「日本オープン パークスタイルコンテスト」が16日、鵠沼海浜公園スケートパークで行われ、市内在住で藤沢清流高校出身の小川希花(きはな)さん(18)が準優勝した。「悔しいけど自分の滑りはできた」と力を出し切った様子だった=中面に関連記事。
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2020年東京五輪の強化選手選考会を兼ねている同大会。昨年の平昌冬季五輪スノーボード・ハーフパイプで2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩夢さんが出場することでも注目され、多くの観客とメディアが集まり盛り上がりを見せた。
「パーク」種目は複雑な形状の湾曲した斜面が組み合わされた窪地状のコース「コンビプール」を使用し、技のオリジナリティーや難易度、完成度を競う競技。決勝では40秒の演技を3本行いベストポイントで競い合った。
小川さんは10人の選手が出場した予選を2位で通過。決勝の最終3本目では大技「バックサイド・ブラントスライド」を決め高得点を叩き出すが、惜しくも1位の岡本碧優(みすぐ)さんと0・3ポイント差で敗れた。
男子は昨年のジャカルタ・アジア大会金メダルの笹岡建介さんが優勝。次いで13歳の永原悠路さんが準優勝。注目の平野さんは3位で、短い練習期間ながらスノーボードで培った技術を活かし、昨年の世界選手権組が集まる上位に割り込んだ。
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