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「湘南アイパーク」藤本GM 多様な企業、集う場に
藤沢市村岡東の「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)が誕生して1年。これまでの変化や展望について、ジェネラルマネジャーの藤本利夫氏(50)=写真=に聞いた。
――誕生の経緯を教えて下さい。
「ここは元々武田薬品の湘南研究所として医薬品の研究開発を行っていましたが、昨年、ライフサイエンスに関わる企業や大学が多数集まる施設『湘南アイパーク』に生まれ変わりました。武田薬品は引き続き施設内で研究を進めていますが、武田薬品に加え様々な業種の企業や団体が新たに入居したことで、それぞれが連携しながら研究の幅を広げています」
――昨年10月には未病対策のビジネスを検討する「湘南会議」が発足しました。
「未病については県を中心に様々な取り組みが行われていますが、ビジネスとして立ち上がっているものはまだ多くありません。『湘南会議』は『複数の企業が連携して製品やサービスを創り上げる場』です。湘南アイパークが旗振り役となって第一期では『メタボリック症候群』をテーマに参加企業を公募し、現在8社でビジネス化に向けた検討を重ねています」
――「地域に根差したサイエンスパーク」を掲げています。
「『地域に開かれた場所にしていきたい』という思いのもと、西側の敷地を土日祝日に開放しています。また湘南研究所時代からご好評いただいている『桜祭り』と『秋祭り』、『親子科学教室』なども開催しています」
――最後に今後の展望を。
「最先端のサイエンスに挑む企業、大学、医療機関などをさらに誘致し、次世代のライフサイエンスを世界に発信する場として発展していきたいと思います。ここで育ったベンチャー企業がここを飛び出して、周辺に研究やビジネスの拠点を広げ、湘南全体がサイエンスのまちとして発展していく―。そんな未来を、思い描いています」
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3月29日