末期がん患者の治療に役立ててもらおうと、晴海工務店会長の山口晴海さん(77)=亀井野=が22日、羽鳥にある湘南中央病院に現金30万円を寄付した。
13年前、妻の波子さんを乳がんで亡くした山口さん。「妻は闘病中、何度も『家に帰りたい』と口にしていた。同じ境遇の人たちのために役立ててほしい」と13回忌法要が行われたこの日、寄付を申し出ることにした。4年前にも市内でチャリティーコンサートを開き、同院に100万円を寄付している。
この日は同院緩和ケア病棟の片町守男医長が出席。山口さんから目録を受け取り、「自宅での最期を希望する方は増えている。緩和ケアに必要な物品の購入などに充てたい」と謝辞を述べた。
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