東京五輪を盛り上げるアイデアを出し合い、仲間を見つけて実現していこうと23日、日本大学の構内に市民ら82人が集まり、ワークショップを開催した。
主催する2020応援団藤沢ビッグウェーブは、これに先立ちオリンピアンらアスリートとまちづくりを考える会を企画し、「どんなおもてなしがうれしかったか」などを直接聞く機会を設け、考えが浮かびやすいような土台作りを行ってきた。
今回は2部構成で、前半に4人程度の少人数でざっくばらんにアイデアを出し合い、メンバーを変えながら、10人程度と語り合い、視野を広げ考えた。「江の島だけでなく藤沢を盛り上げたいから、藤沢駅前で外国人向けのちょいのみ企画を」と話す市内の40代の男性や、「江の島でサバイバルゲームを企画し、世界中の人と楽しみたい」という中学生まで、それぞれの思いを語った。
後半は実現したいアイデアを持つ人がプレゼンし、その企画に参加したい人を募集。藤沢の魅力を伝えるユーチューブサークルの発足や、江の島での子ども向けイベントの開催、市民会館で解説付きのパブリックビューイングなど9つの案が出され、それぞれで作戦会議を行った。
ビーチクリーンとサンドアートを考えたグループは、「サンドアートは外国人にもわかりやすく、おもてなしになる。エコで、製作には子どもから大人まで参加しやすい」と説明。ビーチクリーンを考えた大学3年生の男性は、「きれいな砂浜を見てほしい、ビーチクリーンもゲームにすれば子どもも競ってごみを集めるのでは」と話した。また、子ども向けのイベントは、各国の国歌を歌う案や、選手に子どもが作ったブーケを贈るなどのプランも出された。
今後はアイデアグループごとに集まる機会を設け、実現に向け動き出していく。
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