藤沢版 掲載号:2019年4月19日号 エリアトップへ

施設と地域つないだ33年 光友会 「かわうそ文芸」休刊

文化

掲載号:2019年4月19日号

  • LINE
  • hatena
67号を手にする本谷さん
67号を手にする本谷さん

 獺郷の社会福祉法人光友会(五十嵐紀子理事長)が発行する冊子「かわうそ文芸」が、第67号を最後に休刊する。

 1986年8月に創刊。同法人が運営する湘南希望の郷の開所に合わせての発行だった。当時県内では、身体に障害があり介護を必要とする人が生活する施設を民間が運営のするのは珍しく、「地域とのつながりを作りたいとの思いで始まった」と創刊から編集長を務めた職員の本谷守さんは話す。

 編集には、当時の入居者である故・遠藤吉二さんも携わった。遠藤さんは元教師で、脊椎損傷で首から下が不自由になり、授産施設で学んだ活版印刷の技術を生かし手伝っていた。冊子には、入居者が作った詩のほか、職員やゆかりのある人、地域住民の寄稿などが掲載されている。作品のテーマはさまざまだが、自身の戦争体験なども寄せられていた。サイズはB5版で、最終号となった67号は40ページにも及ぶ。「原稿のあつまりもよく作りやすかった」と話すが、500部発行するための経費は協賛広告やバザーなどでなんとか賄ってきた。

 創刊から33年、寄稿者も高齢化したことから一時は廃刊も検討されたが、職員の澤野亮介さんらが、「入居者の作品は、我々にしか届けられない貴重なもの。読み応えのある寄稿もあり何かしら続けられれば」との思いから、休刊とした。澤野さんは「地域とのつながりというコンセプトをそのままに、今後は30〜40代にも届くよう展開できれば」と話す。かわうそ文芸は、市内各図書館などで配布している。

かわうそ文芸

無料葬儀式場

C-Xメモリアルホール美空

http://www.heiwadou.com

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

鍼聖「杉山検校」しのぶ

鍼聖「杉山検校」しのぶ 社会

江の島の墓前で祭礼

5月17日号

地域の魅力藤沢から発信

地元3ビッグバンド登場

地元3ビッグバンド登場 社会

5月25・26日 産業フェスタ

5月17日号

盆踊りで五輪ムード後押し

盆踊りで五輪ムード後押し 文化

「江の島ヨット音頭」婦人部が復活

5月17日号

藤沢の魅力広くPRへ

藤沢の魅力広くPRへ 社会

海の女王&王子決まる

5月17日号

「令和」初日に愛誓い

「令和」初日に愛誓い 社会

187組が婚姻届

5月17日号

車いすでちょっと平塚まで

車いすでちょっと平塚まで 社会

片道2時間かけ買い物へ

5月17日号

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

力強い描線の魅力を

力強い描線の魅力を

ビュッフェ展、湘南西脇画廊で

5月18日~6月23日

藤沢版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月17日号

お問い合わせ

外部リンク