不登校の子どもたちを、自宅を拠点に図書館など地域の教育資源を活用しながら本人の人格や個性を尊重し教育する「ホームスクーリング」。
そんな子どもたちの活動の場を広げようと「ホームスクーリングで輝くみらいTOWNプロジェクト」が5月4日(土・祝)と5日(日・祝)、鵠沼海岸駅徒歩4分のBe―Spaceで駄菓子マルシェを開催する。
代表の小沼陽子さんは、子どもの不登校をきっかけに団体の活動を始め、講演会や母親同士の交流会などを企画してきた。今回、「文化祭などみんなでイベントを作り上げる経験がない。何か機会を作りたい」と思ったのをきっかけに動き出した。
駄菓子を販売するこのイベントは、子どもたちがチラシやのぼりをつくり、当日の担当などを決めてきた。当初は仕入れや売り値も考える販売体験にも力を入れたいと考えていたが、「あれこれ悩むより、みんなで楽しむことが一番」と、文化祭の雰囲気を味わうことを第一としている。
また、不登校の子どもたちに、出会いの場を提供したいとの思いもある。まだ認知度が低いホームスクーリングは、普段学校に行っている時間帯には世間の目が気になり外出しにくく、こもりがちになる子どももいる。
イベントを手伝う大学2年の宮本紗瑛さんは、「最初はイベントを成功させたいというプレッシャーがあったが、のびのびやろうと言われて一緒に楽しんでいる。子どもたちはそれぞれ得意なことを生かしながら、参加している。寄り添いながらサポートできれば」と語る。中学1年生の女の子は、「みんなと話しをしながら作業するのが楽しい」と、笑顔で話した。
イベントは4日が午後1時から4時。5日が午後1時から3時。問い合わせは、【メール】happymama.event@gmail.com
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