約40年、電車の模型を作り続けている辻堂在住の桜井良継さん(63)=写真。実際の車体の10分の1のサイズで、江ノ電や蒸気機関車など、これまで20台以上を手がけてきた。
子どもの頃から電車好きで、引退する車両を保存できないかと模型を作り始めた。現在は仕事を退職し、制作に没頭。地域のイベントなどに出展している。
電車は座席のある後続車両に乗車し運転もできる特別製だ。江ノ電は電気、蒸気機関車は石炭を使い、煙を出しながら走行し、子どもたちからは大人気という。
桜井さんの最大のこだわりは実物にどれほど近付けられるか。車両を作る際、実際に現地へ足を運び、写真に収めて電鉄会社や技術者など専門家から話を聞いて細部まで再現。図面を描き、部品作りから配色まで一人で行う。1台仕上げるのに3、4カ月かかり、現在も日々、制作を続けている。桜井さんは「今は子どもたちの笑顔のために作っている。これからも続けていきたい」と笑顔で話した。
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