「ＴＳＵＫＥＭＥＮ」の演奏に合わせて息の合った歌声を披露する合唱部員ら
湘南高校合唱部が今月末、横浜で行われる３人組音楽ユニット「ＴＳＵＫＥＭＥＮ」の公演に出演する。本番を間近に控え、11日には出演者との合同練習が行われた。
《この広い宇宙の中で／同じ時代を生きる奇跡》
放課後、同校音楽室では部員らの歌声が響いた。「小さい音を大事に。表現に幅が出るから」とリーダーのＴＡＩＲＩＫＵさんが指導する。
共演するのは、オリジナル曲「時を超える絆」。作詞はＴＡＩＲＩＫＵさんの父、さだまさしさんが手掛けた注目作だ。
同部はこれまで県大会やＮＨＫコンクールなどで好成績を残している実力派。主催者からのオファーで共演が実現した。
この日は楽器演奏に合わせ、発声や表現方法を確認。練習後、ＴＡＩＲＩＫＵさんは「本番は皆が主役。自分の大切な人を思い浮かべながら臨んでほしい」、部長の小林快さん（16）は「主役にふさわしい演奏ができるよう、本番もがんばりたい」と話した。
公演は７月27日、県立音楽堂で午後３時開演。全席指定５２００円。問い合わせはｔｖｋチケットカウンター【電話】０４５・６６３・９９９９へ。
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