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8月が旧盆?お盆期間中のお墓参りは必要?
記者―お盆と言えば、お墓参りを連想します。湘南地区では旧盆の8月に営むようですが、代表が「旧盆は7月なんだよ」との事。それでは、メモリアルホール「美空」を運営する、(株)平和堂典礼の代表に続きを聞いてみましょう。
代表―はじめに、8月のお盆を「月遅れのお盆」としておきましょう。お盆は月遅れの8月に行う地域、新暦の7月に行う地域、沖縄のように旧暦の7月に行う地域があります。しかし、旧暦通りに行うと毎年日にちが変わりますし、9月になってしまう事もあります。その他には8月1日の地域もあります。
新暦とは現在世界で採用されているグレゴリオ暦の事です。1年を365日(400年に97回の閏年)で計算します。日本の旧暦は天保暦で正しくは天保壬寅元暦(テンポウジンインゲンレキ)と言います。日本最後の太陰太陽暦で、1844年から1872(明治5)年12月2日まで用いられ、翌日が新暦の明治6年1月1日になったのです。
7月のお盆は、新暦のお盆。8月のお盆は新暦の月遅れのお盆。旧暦のお盆は沖縄などで行う旧暦に合わせたお盆。ちなみに沖縄では清明祭なども旧暦で行います。つまり旧盆になるのですね。しかし、現在では、新暦の月遅れの毎年8月13日から16日までのお盆を旧盆と言うようになりました。つまり、お盆は旧暦の7月15日に行われてきた→旧暦が廃止される→統一されなかったので、地方で異なるという事になるでしょう。
さて、お盆中のお墓参りですが、家族全員で行きたいものですね。中には、ご先祖様はお盆中には家にいるからお墓参りに意味はないという声を聞きますが、それは俗説ですね。お墓とは悟りを具体化したものと言われ、仏そのものになります。その為お参りすることは仏を礼拝していることになりますから、ぜひ、お墓参りはしてほしいと思います。
記者―なるほどです。メモリアルホール「美空」では、随時葬儀事前相談を受け付けている。式場使用料が無料なのは嬉しい。司祭者の謝礼以外はお香典で賄える場合が多々あるというのには驚きだ。心配がある方は、是非相談をしてもらいたい。写真の「棺上花」は出棺の少ない時間に作製される。神業のような仕事だ。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
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