子どもたちに見過ごされがちな地域の回覧板に興味を持ってもらおうと、辻堂地区で小学3〜6年生を対象にしたワークショップが実施されている。生徒自らが記者になり、気になる店を直撃するその名も「つじどう豆記者(おまめ隊)」―。
3日の課外活動では小学生13人が3チームに分かれ、「地域密着の店を探そう」などテーマごとに街中を探検。事前にリサーチして決めた店を訪問し、店主らに直撃取材した。店を始めたきっかけや人気商品、今まで大変だったことなど様々な質問を投げかけ、メモをとったり写真撮影したり。
辻堂東海岸にある中野養蜂園を訪問した”豆記者”たちは「話を聞きながらメモをとるのが難しい」「お店の人が優しくて、試食もできて楽しかった」「よく行くお店のことが詳しく知ることができて良かった」と楽しそうに話していた。
主催した辻堂まちづくり会議の尾崎文彦会長は「子どもたちの調べる力や考える力、コミュニケーション能力が育まれる企画。活動を通して辻堂への愛着をさらに、高めてくれたら」と話した。
つじどう豆記者(おまめ隊)は先月28日に発足。夏休みを利用し、取材や記事作成、情報収集など全5回のプログラムを実施する。出来上がった記事は、10月頃「子ども回覧板」として一部地域で回覧され、学校や辻堂市民センター、辻堂青少年会館で公開される予定。
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