いじめについて考えてもらおうと7日、藤嶺学園で講演会が行われた。中学3年生約80人が参加。命の大切さや尊さについて耳を傾けた。
講師は(一社)ここから未来の理事を務める篠原宏明さん。2010年、当時中学3年生だった次男の真矢さんをいじめが原因で亡くした父親の視点から体験談を話した。
講演では、いじめは「いじり」の上限がわからなくなり、発展することが多いなどと実例を交えて紹介。加害者に注意をすることで自分が次の標的になるかもしれないという恐怖感が歯止めのかからない雰囲気を作り出していると指摘した。
篠原さんは「いじめは人が無くすもの。その場の空気にのまれ、SOSであろう声を聞き流してしまっていないか考えてみて」と問いかけた。
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