全国の高校生がものづくりの技術を競う「第19回高校生ものづくりコンテスト」が先月上旬行われ、旋盤作業部門で藤沢工科高校3年生の山崎純さん(17)が優勝を果たした。県大会を勝ち抜いた10人が参加。これまで練習で培ってきた技術を披露した。
今大会の課題は六角ナットとねじ。鉄でできた円柱の塊から旋盤を使って成型し、傷の有無や寸法の正確さ、部品のはまり具合などを審査する。山崎さんの作品は傷も少なく、寸法も規定通りで製作できていた点などが評価された。
挑戦は今年で3回目。1年生では県大会4位、昨年は関東大会3位と成績を伸ばしていたが、優勝へは一歩及ばずの結果だった。昨年の大会後、一年間練習を積んで今大会で雪辱を果たした。
山崎さんは「練習を重ねて、最後の大会に臨んだ。3度目の挑戦で優勝することができてよかった」と笑顔で話した。
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