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農福連携 双方課題解決に

社会

掲載号:2019年10月25日号

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コンテナに野菜を詰める生産者の市川さん
コンテナに野菜を詰める生産者の市川さん

売れ残り野菜→子ども食堂

 藤沢産の野菜、地元の子どもたちに――。

 農業と福祉の分野を連携させ、それぞれの課題解決を図る「農福連携」で、藤沢市での取り組みが注目を集めている。直売所で売れ残った野菜を市内で子ども食堂を運営する団体などに定期的に寄付するもので、農福連携の事例としては全国的にも珍しいという。



 「小さいけど、よかったら持って行ってよ」

 17日、亀井野にある「わいわい市藤沢店」。閉店時間になると、バックヤードでは野菜を引き取りに来た生産者らが続々と設置されたコンテナにカボチャやキャベツ、サツマイモなどを詰めていく。

 取り組みは市と市社協、JAさがみが連携し3年前にスタート。JAや地元農家から市に「売れ残った野菜を活用できないか」と相談があったのがきっかけだ。

 農福連携は、例えば障害者に農作業に参加してもらうことで障害者には雇用の創出、農家には働き手不足を解消してもらうなど相互の課題を解決してもらう狙いがある。地域の子どもたちに食事や居場所を提供する子ども食堂は寄付や手弁当で賄われているケースが多く、同事業を利用する「長後こども食堂」代表の高見広海(39)さんは「食材の寄付はとてもありがたい。皮なども極力捨てるところがないよう工夫している」と話す。

 同店では毎月第1、3、最終木曜日に農福連携事業を実施。寄付には野菜一つから参加でき、生産者はその日売れ残った農作物や規格外の野菜を提供。社協の市民ボランティアが取りまとめて一時保管場所まで配送し、翌日、各団体の代表者が食材を受け取りに来る。

 同店の小野敦史副店長は「生産者の協力があってこそ。子どもたちに食べてもらうことは地元藤沢の食材を知ってもらうことにも繋がるはず」と期待する。

 提供を受けた団体は、食材を使った献立や会場の様子を張り紙などで報告。食材の提供は食品ロスを削減するという側面もあるが、毎回事業に協力しているという石川在住の市川キヨ子さん(73)は「残り物ではあるけれど、育てた野菜を食べてもらえることが何よりうれしい」と笑顔だった。

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