明治小学校PTA(福家大輔会長)では、50年もの間同小校庭で児童たちを楽しませてきた巨大遊具「杉の子山」復活に向け、現在、募金を募っている。「数多くの子どもたちの思い出となってきた遊具。安全に使えるようにして復活させたい。ぜひ協力をお願いします」と福家さん。
杉の子山は、1969年に当時の保護者によって設置された。周囲およそ60m、高さ最高5mあり、斜面のぼりやトンネル、滑り台などで遊べるようになっている。
しかし、半世紀の間に老朽化が進み、コンクリートのひび、滑り台表面のコート剥がれ、金属部分の劣化などがみられるようになり、修繕が必要になったという。
だが、保護者が設置した設備で、学校側が作ったものでないため、修繕費用を市が出すことができず、独自予算では修繕が難しい状況に。全国では同じ理由で同様の設備が撤去されることが多い中、明治小PTAは、「シンボルとして児童らに残していきたい」と、修繕を決定。不足分を補う手段として寄付を募ることとした。
寄付者にはオリジナル缶バッジを提供。「このプロジェクトを通して地域の絆も作れれば」としている。
また明治小も保護者らが集まるイベントなどで寄付を募る。篠崎芳弘校長は「伝統の杉の子山の復活に向けて最大限協力していく」と語る。
募金は11月末まで受け付け。問い合わせは【電話】050・5372・1958、【メール】meiji-suginokoyama@googlegroups.com福家さんへ。
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