新たな 藤沢市へ⑥ 県内最低!未来の投資を優先せよ 水戸まさし/前衆議院議員
ICTとは「情報通信技術」のこと。そしてインターネットを通じ、画像や動画などを使う教育が、ICT教育です。そのためには、児童生徒にはパソコンやタブレット端末、学校には通信網、ケーブルが必要です。
そもそも日本は他の先進国に比べ、教育現場におけるICT活用はかなり遅れていて、その活用率は3分の1程度。遅くとも2025年までには、児童生徒1人に1台、パソコン等を配置させると文科省は目標にしていますが、不透明な状態が続いています。
ましてや藤沢市の現状は、生徒15人につき1台しか支給されておらず、全国平均の半分以下、神奈川県内でも最下位という状況です。今の藤沢の教育で、未来を拓くことが出来るのでしょうか?
来年度から小学校では、「プログラミング学習」が必修化されます。これは物事の問題を解決するために、順序立てて考え、結論を導く力を養う教育です。
また近い将来、AI(人工知能)を利用して、生徒一人ひとりの学習意欲や理解度が測定・分析されるようになります。そして、それに見合った問題を抽出し、その生徒に適した指導をする、いわゆる「オーダーメイド教育」も採用されるでしょう。
指導者の育成も含め、教育環境の整備は待ったなし。市は「ハコモノ」に予算を注ぐよりも、子どもたちの未来への投資を優先させなければなりません。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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