長久保公園にある堀明子さんの詩碑の前で2日、詩集「四季の色」を歌うコンサートが行われた。詩に曲をつけたギタリストの原公一郎さんが演奏、歌手の北村梨里子さんが10曲を歌った。会場に用意していたパンフレット130部が足りなくなるほどの人が訪れ、最後は観客と共に「四季の色」を合唱し幕を閉じた。
31年前に事故で亡くなった明子さん(当時16歳)が小学3、4年生の頃に書き残した詩は、自然の移ろいを描いたものが多い。長久保公園は明子さんと両親にとっての思い出の場所。父の祐吉さんは「歌で聞くと明子がここに来てくれている気がする」と目を細めた。詩碑の後ろには丘があり響きがいいという。企画した北村さんは「自然の息吹を感じながら歌うことができて幸せなひと時でした」と話した。
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