児童を巻き込んだ高齢者の交通事故を憂い、2016年に運転免許を自主返納した時宗総本山・遊行寺74代目法主の他阿真円上人(100)を藤沢警察署の青木正浩署長が表敬訪問した。
日赤紺綬有功会で上人と親交があり、経営する(株)湘南営繕協会で同警察署と縁のある最上重夫氏が仲介した。
席上、上人は当時、自動車学校での試験で高得点を獲得したことや、技術が高かったエピソードを披露。しかし、耳や目などの衰えや高齢者が加害者になることの危険性を考え運転免許証の返納を決意した。青木署長は交通事故の中で、高齢者が関わる割合が高いことなどを示し、上人の返納に賛辞を送った。取材に対し、青木署長は「自主返納の促進に向け、今後も旗印になってもらえればうれしい」と話した。
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