10月の台風19号で大きな被害を受けた、市天然記念物の大イチョウの修復に向け、木を管理する時宗総本山・遊行寺が募金活動を開始した。寺務所前に募金箱を設置しているほか、個別の寄付も受け付ける。
大イチョウは樹齢700年を超えるとされ、高さ約21m、幹回りは約7m。1971年に市天然記念物に指定された。
台風19号による強風で大枝が折れたほか、幹に大きく亀裂が入り、一部が折損。11月上旬に樹木医に診断を依頼したところ、補修すれば再生が可能だが、開口した空洞に雨水の侵入を防ぐなど処置が必要という。
補修費用の一部は市が負担する方針だが、百数十万円に膨らむ可能性もあり、同寺庶務執事の舘野善道さんは「地域のシンボルとしても親しまれてきた木。ぜひ多くの方に協力していただけたら」と呼び掛けている。
問い合わせは同寺【電話】0466・22・2063へ。
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