来夏に控える東京五輪に備えた「関係機関合同特殊災害対応訓練」が26日、石川の市消防防災訓練センターで行われた。藤沢・鎌倉・茅ヶ崎・寒川の3市1町の消防関係者ら約220人が参加。爆弾テロを想定し、関係機関の連携強化へ体制を確認した。
五輪開催期間中に市内の複数の場所でテロが発生したと想定。犯行グループが仕掛けたとみられる爆発物が大型観光バス内で爆破し、別の商業施設でも車が突っ込み、多数の負傷者が発生した想定で行われた。
訓練では、消防署員らが駆け付け、消火活動を行うとともに負傷者役を救助。救急隊が手当ての緊急度に応じて優先順をつけるトリアージを行い、救急車で病院に搬送するなどした。
江の島でセーリング競技が行われる藤沢市はこれまで2度の大規模訓練を実施してきたが、爆発を想定した訓練は初。市消防局警防課は「本番前の大型訓練はこれが最後。今後も気を引き締めていきたい」と話した。
この日は湘央生命科学技術専門学校と、スバル観光バス(株)も参加した。
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